2020.09.08 Tuesday
2018.09.15 Saturday
目線??
Staff:よーいちです。
今年はスパイラルのイベントや、テレ朝の放送だったり、
色々書きたいことはたくさんあったけど・・・、
その辺りはまたゆっくり書いていこう・・・。
今日は傘業界の常識として考えていたことでは
無いことがあったので、備忘録として。
9月8日、9日と、傘生地で作るサコッシュ作りの
ワークショップを渋谷ヒカリエのrooms Ji-Baで
行いました。
サコッシュ作りは、富士絆フォトコンテストの
北村さんを講師に招き、今回は今年の5月に続き2回目。
北村さん(左)、富士絆フォトコンテストに関わって10年目だそうです!
色々な人脈をお持ちのフリーランスプロデューサーで、
このサコッシュも某有名ブランドのデザイナーさんが
パターンを作ってくれたとのこと…!
皆さん、思い思いに生地を選んで、
素敵なサコッシュを仕上げていました。
シャンブレーのブルーと、バラジャカードのブルーのコントラストがきれい
槇田商店のフラッグシップ「1866」をご愛用されていて、
その傘に使われいる生地を選ばれていました!
サテン格子と両面ボーダーストライブのブルー系の組み合わせ
サコッシュを開けた時に、両面ボーダーストライプが内側でちらっと見えて、
江戸の粋の文化「裏勝り」を感じさせるような、この産地ならではの生地の選ばれ方でした。
サコッシュ作りを楽しむお客様を横目に、
私は店頭で傘を選ぶお客様を接客する
rooms Ji-Baのスタッフさんのフォローを
していたのですが、
「アレッ」
と気づいてしまった事が。
rooms Ji-BaではKirieシリーズがバリエーション豊富に並んでいます!
特にKirieシリーズを選ぶときのお客様。
もちろん柄は大事なんですが、それと同じくらい
色目を大事にして選ばれていました。
色を大事にって当たり前に聞こえるかもしれないですが、
Kirieシリーズは先染織物の色目がきれいに出ている傘なので、
傘を開いて頭上にかざした時に、生地を通して入ってくる光の色味が
チーク効果をうみだして、傘をさすお客様の
お顔写りをとても良くしてくれるのです!
Kirieはチーク効果のある晴雨兼用傘!
rooms Ji-Baのスタッフさんは、お客様にお似合いの色目を
丁寧にアドバイスしていて、本当に似合った色目の傘を
持ったお客様のお顔は、スーっと色がなじんで、
とても美しく、鮮やかに見えました。
傘の色は、生地の表面的な色目が大事だと思っていたのですが、
いざ店頭に立ってお客様の反応を見ていると、
それだけでは無い、物の見た目だけで商品が選ばれて
いる訳ではないというのがよくよくよーくわかりました!
rooms Ji-Baでは9月のOPEN3周年を記念して、
Kirieシリーズのペイズリー柄にアイスブルーと橙色の
2色をrooms Ji-Ba限定色として展開しています。
アイスブルーと橙
ペイズリー柄は、元々ブルーとガーネットがあって、
似た系統の色を作るのは傘屋の常識としては無かったのですが、
roomsJi-Baのスタッフさんが、傘を選ばれるお客様を思って
色を選ばれたと聞いて、とっても腑に落ちました。
橙をさしたイメージ
セオリーも大事だけど、物事ってそれだけではなくて、
頭でっかちにならず、現場の意見もしっかり活かして
もの作りをしないといけないですね。
頭を固くせず、目線を上げて。視野を広げて!
Staff:よーいち
2020.09.08 Tuesday
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